日日是好日

書きたいときだけ。思ったときだけ。考えたことだけ。

やっと離れられそうだと思ってる。

文芸部だった。

中高6年間、そのうち3年間部長をした。楽しかった。今こんな人間になっているのは、ここでの経験が大きいんだろうなって思ってる。それは我ながら良いことであり、良くないことでもある。

文芸部で作る部誌で、エッセイのようなものを書いていた。楽しかった。誰もやっていなかったから。誰にも批評されないから。いろんなことを考えることが好きで、面倒な性格をしているから、たぶんそこに書いていたことも面倒くさい発想や悩みばかりだったのだけれど、何故だか面白いと言ってもらえた。辞めたくないなあと思っていた。だから続けようと思って、ネット上でやろうと思ったけれど、なかなか書かない。書きたいという思いは、いろんなものに追いやられていっていた。

あえてこのなんでもないタイミングで新しく書く場を設けてみた。ときどき見返して、自分まだ面倒くさいなあと自覚する場になるくらい、とにかく書いていこうと思う。

文芸部のころ書いていたエッセイのようなもののタイトルのまま書こうと思っていたけれど、なんとなくそれは違うような気がした。あんなに執着していたのに、我ながら成長かもしれないと思う。3年以上経って、やっと文芸部離れできそうな気がしている。